求めていたものがそこにある

これほど余韻に浸っているコンサートも久しぶりな気がする。余韻に浸りすぎているせいなのか何を認めておいたらいいのか言葉が見つからないほど。こんなことは初めてだ。
22日の夕方からやましたさんのソロコンに参加してきました。
計3公演、すべて他力という…お友達におんぶに抱っこ状態です、毎回すみません。HEYを見て、金曜日にえむすてを見て、楽しみで仕方がなかったソロコン。自分の中で期待値上げすぎかなぁ?なんて思っていたけれど、その期待以上のコンサートだった気がします。


まさに、私が見たいものがそこにある、求めていたものがそこにある。
そうなんだよね、私はこれが見たかったんだよね。そう改めて思いました。ダンス中心、大人な感じのまとまったコンサート。ほぼ…しっかり踊る曲はすべてじゃないかな?ダンサーさんを従えて。テレビで見ているとマイクを持っているせいか、ダンサーさんを従えると見劣りする?なんて思っていたけど、コンサートで見ると何かのフィルターなんだろうか?見劣りしないから不思議(若干の贔屓目はご了承を)曲はほぼ自分のソロ曲だった。にゅーすの曲ときんきの曲、GYM曲、そしてMJ曲1曲ずつの他には懐かしい曲が1曲。アンコールだったからやましたさんは踊ってなくて。えむえーでぃーの皆さんのしゃかりきダンスは見れたけどね。「今すぐに」これって誰の曲なのかわからないんだけど、Jr.の曲?きんきの曲?はたまた違う人の曲?この曲を聴くとやましたさんととうまが脳裏に浮かんでくるんだよね。中学生の2人がしゃかりきに踊っている映像が脳裏に浮かぶの。この曲のダンスって、じゃにダンスの王道って感じがするんだよね。今のやましたさんで見たかったなぁと思ったりもした。
MCの中で毎回話していたけど、ダンスに力を入れようと思った動機…というのかな。いろんな世界(異業種ともいうべきか)の人との交流で、自分が甘えていたことに気づいたと。大きな会場でコンサートをやらせてもらうことが当たり前のようになっていて「そっか、頑張ろう」くらいにしか思ってなかったと。今年の年頭の決意みたいなもので、「ダンスを頑張ろうと思う」と言っていたのに対して、何でいきなり?ダンス?って思ってたけど、そういうわけだったのかぁと納得。他にも力を入れる部分はあると思うんだけど、やましたさんはどう思って「ダンス」って思ったんだろう?踊るのが好きだから…なんだろうか?それとも一番見られる部分だと思ったから?話の中で、今まで何も考えずに伸ばしていた手を指先までちゃんと伸ばすだとか、手の角度を何時の方向に向けるだとかこと細かく、ダンサーさんと交流するにつれ意識が変わったらしい。そして踊れない状態からすべて踊れる状態に、みんなと振りが揃ったときの達成感が楽しいらしい。そんな話を聞いていて感動してしまったんだよね。そう、そうなんだよ!って。ダンサーさんみたいにうまくなくてもいいの。一生懸命踊ってほしいの。伸ばすところは伸ばす、きっちりパキパキと踊ってほしいの。流れたダンスでもかっこいいと思っているらしげなどこかの誰かに聞かせてやりたかったよ、やましたさんの話を!(毒)
やましたさんのソロコンが発表されたときは驚いて、「何でいきなり?!」って思ったけど、「今、この時期だからこそ」私が見たいものが見れたのかなとも思った。芯はずっとぶれてなくても、その時々でやりたいことって変わるものね。早くても遅くてもこのコンサートは見れなかったかもしれないんだよね。そう思うととっても貴重だと思った。そして見れてよかったと思った。この思い出をずっと残したいからぜひともDVD化を!(言霊)
コンサートには毎回のようにゲストが登場しました。22日2部はたきざわさん、23日1部はこうき、23日2部はあかにしさん。あかにしさんは初日にくる予定だったみたいだけど、渋滞に巻き込まれて間に合わず行くのをやめたらしい。間に合ってたらどうなってたんだろう?とふと思った。違うゲストがきたのか、ラストは誰も来なかったのか?その初日、あかにしさんが間に合わず行くのをやめるのを直接電話で聞いた社長さんはやましたさんに「これないって…」と申し訳なさそうに目線を反らして言ったらしい。「大丈夫?」と心配をしていたらしい社長さん。みんな考えることは同じなんだなぁ…ってちょっと笑ってしまった。MCは1人で話すにはたどたどしかったけど、それがまたやましたさんらしいというか。一生懸命さが伝わってきてほんわかしたんだよね。あかにしさんが来たときはちょっと安心したのか、素と思わしきやましたさんが垣間見れたりもしてそれも貴重な時間でした。余談だけど、MC終わりにはけるあかにしさんがきっちりと挨拶してたのにも感動したなぁ。なんかちょっとね、仲間を見守るお兄さんって感じがしたの。
たきざわさんがきたときはやっぱり先輩登場だからかかしこまっている部分があったような。雑誌*1での対談で、やましたさんのソロコンサート、たきざわさんがプロデュースするならどうする?という質問をしたらしい。そしたら、たきざわさん「かっこいいやまぴーも、かわいいやまぴーもみんな見ている。俺は“かわいらしい”やまぴーが見たい」と。かわいいとかわいらしいってどう違うの?と思ったら…たきざわさんの出した提案は「花道の端から端までハイハイをする」…たきざわさんだから思いつくのよね、それ。「まだ見れてないようだけど、このあと見れるんだよね?」とけしかけるたきざわさんにファンも乗っかる乗っかる。アンコールの後、もう1度出てきてくれたやましたさんにも「ハイハイ、ハイハイ」のコール。やましたさんは断固拒否でしたけど。ま、そんなところがかわいかったりするんだよね(デレデレ)
人となりなんて実際話してみないとわからない部分が多くて、思い込みで「こんな人なんだろうな」って思っていることも多いんだろうけど、たどたどしいMCとか、最後に駆け回って「ありがとう」を言う姿とか、2時間ずっとやましたさんを見続けてHEYでりょうさんが言っていた「やさしすぎるんだよね」っていう言葉の意味がすこーしだけわかったような気がした。どこをどう見て?って言われると場面を忘れちゃったから説明できないんだけどね。

*1:どうやらまだ発売していないらしい