遅くなってしまったけど

もう2週間前の話です。1度機会を逃すとなかなか書くタイミングが取れず…今日まで来てしまった。もう書かなくてもいいかなぁなんて思ってたけど、自分の思いを残しておかなくてどうする!という決意のもと、こうして書いているわけで。


2週間前の2月20日、「わが友ヒットラー」を観劇してきました。「サド伯爵夫人」とどちらを観劇するか迷い、女性主体の舞台なのになぜこの演目?と思い「ヒットラー」に。よくよく考えれば、オートメール演出も手がけている蜷川さんなんだから「女装」と言うキーワードなんて簡単に導けそうなものなのに…ううっ、悔やまれるって思ってた。でも、観劇したら「ヒットラー」でよかったかなぁ?と。まぁ、見比べてないからなんとも言えないけど。
なんとも、とうまを板の上で見るのは4年ぶり…のはず。しょっくに出演した時以来。その時は感じなかったけど…今回観劇したら、板の上には「役者いくたとうま」がいました。
実は、原作をまったく知らない私。観劇してても理解するのに苦労し、未だに理解できてないところが多々あり、実は説明もできない。なにせ世界史大嫌いだったし…やっと日本史に興味が出てきた私にとっては世界史はまだまだ先のこと。歴史背景がわからなければまったく見えてこない。私の隣に座っていた男性。1人で観劇しに来たみたいだけど、終始舟をこいでいた*1演劇好きで観劇しに来ていたと思っていたんだけども…違ったんだろうか?おかげで前半集中して見れなかったよ。
前半は人物関係を把握するのに必死で、頭痛くなりそうだった。また、ひがしの滑舌がよくないのか聞き取れない部分があったんだよなぁ(小声)でも、最初の休憩を挟んでから物語が進み始めて引き込まれるようになった。なんとなく人物関係もわかりつつあったし。そして2度目の休憩を挟んだ後はとうまの演技に釘付けだった。あんなに引き込まれることがあるんだなぁと思い、観劇し終わった時には「演劇が観たい!」と思ったんだよね。こんな自分にビックリ。確かに最近は演劇に興味がわき始めてきてはいたけど、こんなに気持ちがわいてくるとは…。思わず地元で近々開催される演劇はなんなのか?調べてしまったくらい。
すごいなぁ、とうまって。
改めて感心してしまった。これからも機会があれば積極的に観てみたい「役者さん」の1人だと思う。もっと前から見ておけばよかったなぁと思ったけど、きっと今現在を見たからこそ今の気持ちになるんだろうなとも思った。
ところで、コクーンは私は2度目という…初心者に近いんだけど。今回の演目は舞台セットを開演してからセットするという…ちょっと変わった趣向だった。それで、最初に舞台裏がガガガーって開いて外が丸見えになったんだよね。観劇している私たちが外から丸見えという…あれは一体なんだったんだろう?外は業者さんの駐車場っぽくて飲食業の方たちのトラックなどが出たり入ったり。コカ・●ーラのおじさんなんて「何?何が起こったの?」という感じでしばらく立ち尽くしてました…おじさん、こっちからも見えてるよ。前回観劇した時は舞台セットがガッチリ組まれてたからまさか舞台裏がガガガーって開くなんて知らなかったよ。あれは喚起のためなのか?その割にはなぜ今?というタイミングだったけど…未だに謎。

*1:つまり寝ていたということ