1年ぶりとか…
ずいぶんご無沙汰しておりまして。元気に生きております。昔、燃えたぎっていた情熱は今ではかろうじて火の粉が見える、もはや炭に近い。そんな状態ですけども…。それでも生ものを観ないと日々に張り合いが出ない…もはや「中毒」です。
1年前、「かめなし愛で」はもう終わりにしようと思ってました。それでも諦めきれず、また帝劇詣でをしてしまいました。
1年前のどりぼを記憶から抹消したかったのだろうか?ストーリーをほぼ覚えてなかった。ストーリーという言葉は間違ってるな。流れというべきか…誰が何をしたとか、この場面ではこんな歌だったとか、こんなダンスだったとか。全く覚えてない自分がいてビックリした。今回、キャストが変わってたからまたもや設定が変わっていた。実際の関係と同じく「先輩と後輩」。なんだかこっちのほうがしっくりきてたような。かめなしさんが「元ボクシング部」って設定だったからだろうか?今まで「ボクシング」の「ぼ」の字もない状態でちゃんぷと試合だったもんね。それがしっくりくる設定になってた。関係性も見ていてわかりやすくなっていたようにも思う。
そして一番肝心のかめんしさんのダンス。実は観る前まで怖くて仕方なかった。「最後通告」を突きつけられるんじゃないかと思ってたから。私が下す決断なんだけど。でもね、違ったの。
「ろすまい」を初めて見たときと同じ感情だったの。
ビックリするくらいパキパキ踊ってたの。一瞬たりとも目が離せない。もう夢中で見てた。顔がにやついた。嬉しくて顔がにやついた。暗い中、舞台上の明かりでぼんやりと浮かび上がる私の顔はめちゃくちゃ怖かったと思う。だって暗闇の中ニヤニヤしてるんだもん。精一杯の拍手を送った。
あああ、こんなかめなしさん久しぶり。
ただ、気になったのはかめなしさんの体力配分。なんて説明したらいいのかわからないけど。アクロに差し掛かると「必死」がうかがえるの。ええ、誰だって必死だと思う。だけど、その「必死さ」が違うのよ。私が見たのは15日と16日の昼公演*1だったんだけど、どちらとも必死。限界超えてる感じというのだろうか?それがうかがえるのよ。
16日なんて「ろすまい」から必死。
前日の「ろすまい」の余韻があったから一瞬たりとも見逃すまいと穴が開くほど見つめてた。そしたら…あれ?前日となんか違う。最初は「また前の癖*2が出てきた?」って思ったけど、違う。もうかなりお疲れで踊るのに必死なの。音に合わせるだけで精一杯な感じで「どどど、どうした?」って思うくらい。その後のアクロなんて見ていられなかった。
できれば完璧な状態を観たかったな。
これは欲張りなの?2年前に観劇した時も昼公演はアクロ必死だったんだよね。去年は…昼公演観てないからわからない。毎回ではないと思うんだけど…。私の運が悪いだけなんだろうか?いやいや、これって「運」とかの問題じゃないよね?