バック転と背中の筋肉

お盆休みはあっという間。恐ろしいくらい時間が過ぎるのが早くて気づいたら日曜の夜。気持ちがどんよりした。お盆前に雑誌も買ったのに何も見れてないよ。何にもできてないよ。とりあえず、記憶がまだ残っているうちにお盆の出来事を。
じゃに予定よりも前に決まっていたゴージャス舞台観劇。梅芸に「星の大地に降る涙」を観にいきました。自分の席について気づいたことが。
私、梅芸には「どりぼ」しか観に来たことない。
まぁ、わざわざ大阪まで舞台観劇に訪れるなんてそうそうないからなんだけど。なんかちょっとショックだった…自分オタすぎだよなぁって。そんなショックな割には自分が観劇してたときのことを思い出して感慨にふけってみたりもしたんだよね。恐ろしいくらい通った劇場だからいろんなことが思い出せる。…って感慨にふけっている場合ではなかった。今のことを書かねば!以下感想というか覚書というか独り言。


なぜこの舞台を観劇しようと思ったかって、「てらわきさんが出演する」というのが一番の目的。基本的にはてらわきさんが出演する舞台は地元公演しか観劇しないんだけど、ゴージャスは特別に遠征している。今回の舞台は実に3年ぶりの観劇。本当は2年前に「ささやき〜」があったんだけど、この舞台にはてらわきさんは出演してなくて。だから、観劇していない。今回ははるまくんが出演するということで張り切って2公演チケット取ってしまった(ザ・ミーハー)
物語は反戦がテーマ…になるのかな?時代は幕末みたいなんだけど、異種民族と共存できるのか?が中心っぽい。結局、自分の私利私欲のために他民族が育んできた生活を踏みにじってしまう。このままではいつか痛手を負うであろう。ということみたい。その痛手というのが今も苦しんでいる人がいる原爆になるんじゃないかな。そんな映像が流れてたし。
テーマは重いんだけど、全体的に重苦しくなくて笑えるところもあれば、うるうるするところもある。堅苦しい舞台ではないから、誰かがセリフをかめばそこで突っ込んでみたりしてアドリブが生まれる。最初の観劇では「神経を集中させて」と言うセリフできしたにさんが噛んでしまい、向き合っていたはるまくんが「?」って顔をしたらしい。それできしたにさんが「はてな?って顔をするなよ。そんな顔するなよ」って責めたてたりして。その後、てらわきさんとはるまくんのシーンでもはるまくんがセリフをかんでしまって、てらわきさんに笑われたり。確かカーテンコールだったかでもこの話題が出ていたような。翌日にはてらわきさんが噛んでしまってきしたにさんに突っ込まれ、その後も相次いで噛んじゃうから「なんだよ!」ってはるまくんに当たってみたりして。そんな姿を見ているとほっこりしたりするんだよね。
この舞台に出演している役者さんが本当にはるまくんをべた褒めしてたんだけど、観劇したらそれがすごいわかる気がした。若さに圧倒されたっていうか…本当にキラキラしてたんだよね。そのはるまくんがまだ19歳っていう未知の可能性をたくさん秘めている青年だって考えたら将来が恐ろしくなったくらい。そのくらい素晴らしかった。歌ったり、踊ったり、殺陣をしたり、極めつけはロンダードバック転したんだよ!もうこれを見たときは目を丸くしたね。バック転は荒削りで見ているとちょっと心配な部分もあるんだけど、それでもあの身長ですごいなって。すべてが素晴らしくて、若さゆえのキラキラが目に眩しくて鮮烈で、最後のカーテンコールで必死に手を振ってしまったくらい(おい)
と、はるまくんのことばかりでてらわきさんのことを話してなかった。今回の舞台、私の主観があるのかもしれないけど、てらわきさんときしたにさんの出番っていつもよりも少なかったような…気のせいかな。その中で「きょへええええ」と思ったのがてらわきさんが太鼓を叩くシーン。大きな和太鼓を客席に背中を向けて叩くのね。そのときの衣装が上に着ていた衣装を脱いでタンクトップ1枚になるの。正確に言うとタンクトップではないんだけど…太いたすきをかけてる感じ?だから背中が半分以上露になってるんだよね。そんな姿で太鼓を叩いていたら、そりゃもう!素敵以外に言葉が見つからないよね。まぁ、年相応っていうか…40代の背中ではあるんだけど、筋肉もあるし、体も引き締まっててかっこいいのよ。太鼓を叩くときって肩から二の腕にかけての筋肉が動いて、そこがまた素敵なんだよねぇ(うっとり)…て、私…ものすごく怪しい人だけど。
そんな感じ…かなぁ。来年の夏の公演ももう決まっているらしくて、今度は地元公演があったらいいなと思いつつ、来年って言ったら適当な会場が1つしかないから*1日程的に無理かなぁと思ったりする。また大阪まで行かなくちゃいけないのかも。

*1:今まで演劇を上演していた会場は閉鎖されたり改装のため休館になったりしている