冷静と興奮の間

「こんさーと」というカテゴリが今までなかったらしい。書いてなかったんだね。もういつからか一からすべて覚えて認めておくなんてことをしなくなった。記憶との戦いをやめてしまったってことなんだけど。そうするとやっぱり自分の中の記憶媒体が劣化しているような気がする。とりあえず、覚えていること、自分が思ったことは書いておかないとね。自分のために。


今日で終わる記録コン。昨日はなんかちょっと楽しかったので認めておきたいと思います。順不同、思いついたことから。

  • 「ムラサキ」を歌えないなかまる

この回はあかにしさんプロデュース。ソロ曲は「ムラサキ」をチョイス。あかにしさんとそれぞれメンバーがKAT-TUN順に歌うんだけど、最後のなかまるはなぜか歌わせてもらえず。なかまるが歌おうとするとあかにしさんがなかまるのマイクを手で押さえて下ろさせてしまう。そして手で「待て、待て」とするの。そしてキリのいいところでまたなかまるが歌おうとするんだけど、あかにしさん阻止。で、結局1フレーズも…というか、一言も歌わせてもらえず。そんなコントがとっても楽しかった。

  • 後でスタッフ集合!

王様対決でフライングをするかめなしさんとあかにしさん。左右から真ん中にびゅーん!と吊られていくんだけど2回目のクロスの時に事件は起きました。クロスした後、左右に分かれるはずなのに少しだけ移動したらまた真ん中に戻ってきた!そのときちょうどタイミングよく噴水が湧き上がり…2人はずぶ濡れに。誰もが予想してなかった事態に本人たちが一番驚いたよう。あかにしさんはあまりの濡れ具合に手足をばたばた。その上フライングのロープがおかしかったのか、左右にすごい揺らされて…たぶん下にいた人は結構な水をかぶってたんじゃないかと。かめなしさんは私の対角線にライトがあって眩しくて見えなかったんだよね。その後、いつもなら他のメンバーに手を差し伸べられてステージに下ろされるんだけど、このときはタオル付。小さい子のお風呂上りのように頭を拭かれる2人であった。

  • 壊れたおもちゃのよう

ずぶ濡れのままの2人は衣装を変えることなくそのまま。ラストスパートの最後…スタンドマイクから出るスモークにわざと当たりにいくかめなしさん。「乾かせー!」と叫んで乾かしてもらっていたようだけど、その際に目が回るんじゃないかと思うほど回転。1人洗濯機のよう。くるくるくるくる回っていて壊れたおもちゃのようだったんだよね。でも、そんな姿がかわいくてかわいくて。アンコールのときもセンステで同じようなことしてて「目が回っちゃうよぉ」って思った。楽しんでいる姿を見るとそれだけでほわーんって温かい気持ちになるけど、今回はそれに加えて「かわいいなぁ…」って思う気持ちもあったんだよね。こんな気持ち、久々かも。

  • 冷静と興奮の間に

アンコール、かめなしさんとあかにしさんは霧吹きのようなものを持っていたんだけど…あれって前から持っていたのかな?全員持っているのかと思ったらたぐちくんは持ってなかったんだよ(たぶん)何、このえこ贔屓。あかにしさんは一緒にトロッコに乗っているたぐちくんに少し距離を開けて微妙に水滴がかかるようにシュッシュ当てて遊んでたんだけど、かめなしさんは手に持って外周を回ってた。たまたま外周でステージから離れてスタンド席に近づいてきた時があって。アンコールだったから結構興奮状態のときだと思うんだけど、そんな状態だから本当にスタンド席に向かって歩いてきたの。ハイタッチとかしちゃうのかなぁ?なんてぼんやり思っていたらスタンド席の前のほうの人たちが殺気立ったかのように一瞬のうちに空気が変わったのね。みんな前のめりになってたし。それを察してか、寸出で止まり*1そのまま真横に歩いていってしまった。そしてスタンド席のほうを見ないで霧吹きをサッと吹きかけて、スタンド席の人に水滴かけてた。興奮したらそのままスタンド席近くまできちゃうのかなぁ?なんて思ってたけど、意外に冷静なんだな、と。楽しくてスタンド席の人たちと触れ合おうとして近づいてきたんだと思うのに(私の勝手な想像)、スタンド席の人たちの様子を見てきびすを返すなんて。それがまた普通に近づいてきて、普通にきびすを返したから…そんな姿を見てなんか笑ってしまったのでした。


さて、ここからは読んでも一切楽しくないお話です。私は昨日と最初の2日間に参加。後で後悔したくないから初日も申し込んだ。でも、実際のところ…本当に申し訳ないんだけど「うーん……」って感じだったんだよね。最初から想像はついてたんだけど、かめなしさんソロ。歌詞が女性目線だし、去年のどりぼのしょーたいむのこともあるから「女形」でくるんだろうなぁ…ってぼんやりと思ってたの。「和」とも言ってたしね。案の定そうだったんだけど。彼の描く世界ってすごいと思う反面、私の好みではないらしいということに8年たってようやく気づいた(遅)いや、たぶん…かめなしさんの進化した現在が私の好みとかけ離れてしまったということなのかもしれない。内掛けを羽織り登場した瞬間、力が抜けたように椅子に座り込んでしまった。その後のことは覚えてない…というか見ていない。このとき、私はもう最後だなって思ったんだよね。でも、最後なら最後なりに正面から向き合おうと、昨日はしっかりがっつり見たつもり。でも、見てなかったのかもなぁ。先月見たときも思ったけど、私には女から男への変化がそんなにわからなかったんだよね。男っぽさなんて価値観の違いで、ただ単に私の考える男っぽさが違うだけなのは百も承知なんだけど。「かっこいい…っっ!!!」って思うよりも前にフライングやら花火やらのパフォーマンスにいっちゃって「男っぽさは???」で終わってしまうの。だから、私の好みとかめなしさんの進化した現在がかけ離れているんだろうと思うんだけど。巷では絶賛されている感があるから、こんなことを思うのは本当に私だけなんだろうと思うんだけど、どうしても手放しで「きゃー!すてきー!」って言えなかったんだよね。

前から思っていたけど、私にとってかめなしさんって「どうしても見捨てられない自堕落なオトコ」に似ている。かめなしさんが自堕落だとかではなくて。働きもしないで金だけ要求するオトコにいい加減愛想をつかして「今度こそ別れよう」って決心するんだけど、自分の決心は揺らがないって思うんだけど、そう思って会ってるのに会うとどうしても「ま、いっか」ってなっちゃう。例え方が悪すぎるんだけど、私の中の気持ちはそんな気持ちと同じ感じなの。

*1:一瞬たじろいたようにも見えた