参勤交代物語

1年に1度、殿のお達しにより新橋のお城に馳せ参じております。俗に言う「参勤交代」というやつです。私の懐が温かくなり、平成生まれの坊ちゃんに現を抜かさないようにお金を使わせる代わりに、殿からは「キラキラ」がもらえます。「日々の生活に耐えうる気力」が頂けるのです(大袈裟)
どうも新橋のお城に関しては長々と書いてしまう癖があり…一気に1エントリーでまとめたいので伏せます。たいしたこと書いてません。殿が素敵だとか、こっしーが素敵だとか、こっしーが素敵過ぎるだとかしか(うぜえな、おい)


気になったところを箇条書きならぬ、だらだら書き。

  • 口上

前回からえむえーでぃーの皆さんの口上が楽しみで仕方がなかった。特にまじめそうな顔して(個人的イメージ)突拍子もないことをするこっしーがお気に入り。口上がなくてもこっしーがお気に入り(無関係)18日夜は「あたーま、肩、腰、こしおかゆうき♪」とメロディーに乗せて体操のお兄さん風に。ああ、もう!こっしー大好き!(告)次のまつざきくんは「松になるのは松ぼっくり。僕が死んだら“松ポックリ”」そんなまつざきくんが好きです。でも、こっしーのほうがもっと好きです(わかったから)19日昼は「MAXデー」らしく皆さん自分の名前にMAXをつけてます。こっしーは「〜、ねっしー、こっしーMAX!こしおかゆうき」だった…と思う。最初、忘れちゃったんだよねぇ。全員が全員MAXをつけたから、最後の殿はどうなるの?と思ったらものすごいまじめな顔して奈落から登場するから無理かと思ったら…「たきざわひであきMAX」って…いつも通りの口上で。恥ずかしがっているであろう殿がかわいすぎた。ちなみに郁ちゃんの自虐ねたも結構お気に入りだったりする。

  • 白虎隊

自害していく白虎隊の場面。最後に自害した少年が殿に「兄上、介錯を」と言うのは変わっていないものの…そこまでの経緯からそこからの殿が変わっている。今回、若返りを図ったのか「兄上!」と言う「しんのすけ*1」はのえるがやっている。自害していく周りの同士に動揺し、なぜ命を捨てなければならないのか疑問に思うらしい。そこへやってくる兄上(殿)「なぜ死ななければならないのか?」「時代を恨むな」などを会話をして結局「しんのすけ」は自害してしまう。ここからが問題なのである。お腹に刀を刺して倒れこむしんのすけを抱きかかえる殿。「兄上、介錯を。せめて兄上の手で介錯を」と言うしんのすけしんのすけを抱きかかえる殿は介錯をする際、しんのすけの目に手を当てる。そして一思いに首の静脈を…!その後、やさしく慈しむかのように両手で頬を持ち、やさしくその場に眠らせる。
の え る が う ら や ま し い !(心底)
公演が42公演、稽古も入れれば…50回は超えているであろう。50回あんなことされていたのか!のえるめ!羨ましすぎて気持ちの持って行き場が…!!しかもそのときの殿は着物にたすきがけ!(大好物)肘から手にかけて右腕だったか血管がきれいに2本浮き出ていた。力入れてなかったと思ったのに…普段から血管、浮き出てるんだろうか?

  • MASK〜新曲

革命でも出てきた中国雑技団のような猿っぽい格好をしてマスクを付けている殿。周りには太鼓を叩く人たちがわらわら。かと思えば三味線とギターのコラボとかよくわからない演出もある。なぜここでギター?前回よりは華やかさがあるから太鼓のほうがいいのかとも思ったけど、なぜギター…(まだ言うか)
この後に「無限の羽」と「シャ・ラ・ラ」がくるんだな。一気に現代に戻された感があるけど、嫌いじゃない。むしろ、好き。やっぱりなんだかんだ言ってもショータイムを求めているのかもしれない。また衣装がとんでもなく素晴らしいの。殿はシルバーのスーツでメイン4人が黒のスーツ。この5人は最初からソフト帽をかぶっていた…と思う。そして途中から出てくる「えむえーでぃー」と「ぜいぶどう」。えむえーでぃーの皆さんは白のジャケット(シャツとの中間な感じ)に黒パンツ…だったのかなぁ?一番観ていたはずなのに覚えてない…胸元にコサージュだった気がする。とりあえず、殿を見なきゃ!と思ったものの後からわらわら出てきた白ジャケの人たちにふと気をとられたら…こっしーにロックオン!となってしまい、あわわわわと殿に視線を戻す。でも、こっしーが気になって仕方がない!でも、殿を見なければ!ジレンマです、ジレンマ。みんな素敵なんだけどね、こっしーがものすごく素敵だったんだよ。素敵過ぎて目が離せなかったんだよ。正統派の男前って違うよねー。*2こっしーが双眼鏡のフレームに入ったときの衝撃と言ったら…!!あの衝撃は久々だったな。この2.3分にお金と時間をかけられる!って思う、それくらいの衝撃。歌番組のバックにはつかないだろうなぁ…きっと。最初はソフト帽なしで踊ってて、それだけでもものすごく素敵で頬が緩んだんだけど、途中はけたと思ったらソフト帽を持って再登場するの。ソフト帽をかぶった姿とか、ソフト帽を操る姿とかもうすべてが素敵過ぎて私の目の中にはいくつものハートがあったはず!今までもかっこいい曲を踊るこっしーは見てきたはずなんだけどね。まるで予防接種を受けずにインフルエンザにかかったような…一気に高熱にうなされる…そんな気分。最初からこっしーを観ておけば、もう少し記憶に留めることができたのにいいいい!!自分のばかあああああ!!これだけ文明が進んでいるんだから、そのうち自分の動画記憶をなにかしらの記憶媒体に残せる発明できると思うの。どこかの頭のいい発明家の人!お願い!(他力かよ)できれば早めに。

怖い話へと入っていく前に、殿制作による映像が流れます。これ、2ヶ月前にスポ紙で話題に上ってたよね、出演者にはかとぅーんとかじゃんぷの名前もあがってるとか。公演が始まってから、話題にもならないなぁ…と思ってたら出てなかったよ。「楽屋ごと地中に落ちて」…なんて話もなかったよ。よくある話だよね。基本、ホラーとか苦手なんで今後はできればなしの方向でお願いしたいところです。安珍清姫の話にいくけど、この場面…私、どうしても1箇所理解できないところがあって。安珍の元に殿が赤い髪でやってくるんだけど、あれは清姫ってことなのかな?「女とは不可解なもの。女の気持ちを知るにはこの身が女になるしかない。」って台詞からすると「女」ではないようなんだけど、じゃぁ、殿はいったい誰になっているの?

松屋は言葉では説明できない。ふくだくんとたつみくんの2人のリアクションがいちいちおもしろい。なんなんだ、君たちは!大好きだ!(告)また若旦那なこっしーがかわいくてねぇ。こっしーが若旦那って!あたしゃ、毎日ちりめんを買いにいくさ。ただ、こっしーは座るときに着物のすそ全開なのが気になる。いや、サポーター(レギンスみたいなの)はいてるんだけどさぁ。無駄にドキドキするんだよね(へんたいか)19日のMAXデーでは白波5人男が男とバレたときの「お前もかー」の後にまつざきくんが「男MAX」とか言うから、こっしーが扇子でまつざきくんのおでこをぴしゃんと叩く…と言っても「置いた」感じだったけどね。またそんなこっしーが素敵じゃないの。
歌舞伎は変化なし…かな。ただ、舞台上に演目が書いてある提灯が出てて、その演目のときに色が変わるから今はどの演目なのかわかりやすくなってた。前回、どこからどこまでが鷺娘なのかわからなかったんだよね、実は。獅子物も「執着獅子」だと知りました(遅)

メインの4人には全員役名がついていた。きったーは梶原景時だったんだね。そして郁ちゃんは鎌倉にいても富樫泰家だったんだね。前回は違ったよね?パンフでも郁ちゃん本人が「もう一役」と言っているくらいだし。こちらもパンフに書いてあったけど、殿の言葉で「時代物の魅力は正解はないこと」と、「そこに嘘があってもいい」と。この義経の話がその言葉に当てはまるのかな?と…パンフをパラパラと読んでそんなことを思ったのでした。私個人としては郁ちゃんの悪役は富樫とは別人として演じてほしかったかなぁと思うんですけどね。安宅関で主人に打擲を加える弁慶を見て心動かされ関所通過を許してしまった富樫がその後、とても冷徹な表情で三郎や弁慶を斬るってなんかイメージ結びつかないんだよね。安宅関の前に「自分の主君は頼朝のみ」と言った後だったから余計に安宅関も結びつかなくて。お城の演目はどれも好きだし、観終わった後に達成感に似たくらいの満足感が得られるんだけど。大好きな舞台なんだけど。大好きなだけに、今回の設定が自分の中で残念だったなぁって思ったりしました。まぁ、私一個人の好みの問題なのかもしれないけど。
とにかく、こっしーが素敵で、殿が素敵で、こっしーが素敵だった。早く再演してほしいなぁ…ってまだ今年の公演終わってないけどね。

*1:勉強不足か誰なのかわからん

*2:友人談だから苦情は受け付けません